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なるべくシンプルに、なるべくストレスフリーで。

しずかが癌になった:01:どうしよう

2015年秋、もとみから〝しずかが癌になってまった!〟と連絡がきた。がーん。

 

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もとみは毎年にしずかと一緒に癌検診を受けていた。でも連絡が来た時期は冬に近い秋。ちょうどウチの父さまが生死をさまよい某病院へドクターヘリで搬送され奇跡の生還を成し遂げたタイミング。

 

しずかガンになったん?はぁ?なにそれ?ガンってあの癌?死んでまうやつ?ぇぇぇ!うっそー!
  
やっと父さまが助かったのに、今度はしずかがいなくなる…どうしよう。そんなん絶対むりむりむり!どうしよう。どうしよう。どうしよー!--- 癌だとすぐ死んでしまうように思ってしまったわたしはオロオロだった。

  

あれ?でも半年前の春の検診で大丈夫やったって言っとったし、夏に会ったときもそんな話でてなかったのに…なんで今なん?

  

確かに、春には癌はなかった。その数ヶ月後しずかは自分で異変に気づいた。病院では癌という診断にはならず様子を見ることになった。それからほんの数ヶ月後、しずかはステージ3bの乳がん摘出手術を受けることになった。

  

癌だと告知された途端ベルトコンベアに乗せられたように、あれよあれよという間にお決まりの治療が当たり前のように進んでいった。端で見ていてもしずかの体調とか気持ちは蚊帳の外のような勢いだった。
  
そして、それは〝癌初心者だったから〟だと、しずかも私たちも後になって知ることになった。同時に、わたしたちの癌克服への珍道中もなかなかの発見をすることになった。(ちょっとは誰かの為になるかも?な珍道中なので、思いだしながら順番にUPするつもりです。)

  

 

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*タイトル「しずかが癌になった」は、今から年半前に癌を宣告された〝しずか〟と、積年の友人たち今も続いているやりとりの記録です。良い方向に落ち着いて来たので記憶をたどりながら少しづつUPします。

*西洋治療・東洋治療の是非や、精神論的なものではありません。癌になった人、大切な人を支える人に、もしかしたら何かヒントになることがあるかもしれない。と二人(しずかとわたし)で相談して書くことにしました。

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